- ブログの書き方ってコツはあるの?
- 意識しておいたほうがいいことはある?
- 文章ってなんかニガテ…
- いい記事の書き方を知りたい
今回はそんなお悩みを解決できるブログの書き方のコツ7つをお伝えします。
そもそも論を言ってしまえばいい記事や文章というのは読む人の受け止め方にも左右されます。
ですが、せっかくブログを始めたのなら記事をスイスイ書けるようになりたいですよね。
たとえまだ文章を書くことに苦手意識があったとしても、今回解説することを実践すれば「だめだ書けない、もう無理。また明日やろ」の頻度が5日に1回くらいには減ります。
書き方のコツの前に、意識しておきたいポイントも3つお伝えしておきます
ブログを書く前に意識しておきたいポイント3つ
どんな人に何を伝えたいのかを決める
日記ブログや自分が書きたいだけの記事を書くのであれば意識しなくてもいいのですが、人に読んでもらいたいという場合に、必ず意識してほしいポイントは以下の通りです。
- どんな人に
- 何を伝えるのか
この2点を意識するだけで、記事の書きやすさが変わります。
年齢や性別、ライフスタイルなどのペルソナを設定して書くというのもよく言われますが、シンプルに「誰に」「何を伝えるのか」を明確にすることをまずは考えてみてください。
誰にどんなことを伝えたいのかがはっきりしていると、内容が脱線していくこともトンチンカンなタイトルをつけることも避けられます。
タイトルにキーワードを入れる
ブログは基本的にはグーグルで検索された結果、表示されます。
自分が検索するときのことを思い出してほしいのですが、「ブログ 初心者 やること」のようなワードで検索したとします。
「ブログの初心者がやるべきこと」に悩んでいる人に向けて解決できる記事を書いたとしても、タイトルにその検索ワードが入っていないと、伝えたい人に読んでもらうことができません。
検索結果に表示されないからです。
キーワード選定のやり方についてはネット上でいろんな人が解説してくれていますが、とりあえず「悩んでいる人が検索するであろうワード」をタイトルに入れ込みます。
「誰に」「何を伝えるのか」を明確にして記事を書き始めていれば、タイトルの候補もおのずと絞られてきます。
「どんな人に」「何を伝えるのか」の部分をタイトルにすればいいのです。
キーワード選定について詳しくはこちらの記事で解説しています。
見出しにキーワードを入れる
タイトルには必須のキーワードですが、見出しにもできる範囲でキーワードを入れるようにします。
タイトルと同じく無理やり詰め込みむ必要はないのですが、タイトルに使ったキーワードと似たような、検索されそうなワードを入れておくのがポイントです。
ブログの書き方 7つのコツ
ここから、ブログの書き方について7つのコツを解説していきます。
- 3つのNOTを理解しておく
- 最初に結論を書く
- 一文をできるだけコンパクトにする
- ほどよく改行する
- 装飾はパターンを絞る
- 専門用語や四字熟語を使わない
- 公開前に一晩寝かせる
順番に見ていきましょう。
3つのNOTを理解しておく
これはセールスライティングやコピーライティングを勉強したことがある人なら一度は目にしたことがあるかもしれません。
「3つのNOT」とは何かといえば、読者は
- 読まない(Not Read)
- 信じない(Not Believe)
- 行動しない(Not Action)
という、この3つを指します。
基本的に、あなたのブログ記事を隅々までじっくり丁寧に読んでくれるユーザーは「いない」のです。
少しでも読みにくいと思ったら読者はすぐに離脱してしまいます。
かなり時間をかけて記事を書いても全然読んでもらえないなんてショックですよね。
私も同じ気持ちでした
でも、「そういうものだ」と理解しておけばショックも和らぎますし、「記事を最後まで読んでもらえない」前提で記事の書き方を工夫しながら書いていくことができます。
最初に結論を書く
タイトルや見出し、記事冒頭で結論を書いてしまいます。
PREP(プレップ)法は、結論→理由→具体例→結論という流れで構成された文章のことです。
文章だけでなく、報告やプレゼンなど口頭で伝える場合にも使えます。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(具体例)
- P=Point(もう一度結論)
最初に結論があるので、まず伝えたいことがしっかりと伝わります。
そのあと理由や具体例を追加していくので、説得力が生まれます。
ほとんどの読者は知りたいことがあって検索してあなたのブログ記事にたどり着いてくれています。
知りたいことの答えがすぐに見つからなければ即離脱につながりますし、延々と結論が書かれていないのは読者のストレスになってしまいます。
先に答えを書いてしまっても、「なぜその結論なのか?」を知りたい読者は続きを読んでくれるのです。
理由や具体例を示すことで理解を深めてもらい、最後に結論をもう一度強調することで読者に印象を残します。
一文をできるだけコンパクトにする
厳密に何文字がいいのかまでは一概に言えませんが、短いほうがリズムが良く頭に入りやすいからです。
書く人の好みや読む人の活字慣れにも影響されますが、目安としては一文に読点(、)が2つ、多くても3つ以内に収まる程度がちょうどいいと言われています。
・私は猫が好きでもう10年以上一緒に暮らしているのですが、猫と同じくらい犬も大好きでして、実家では犬を飼っていて、できれば犬も一緒に飼いたいと思っています。
・私は猫が好きでもう10年以上一緒に暮らしています。同じくらい犬も大好き。できれば犬も一緒に飼いたいと思っています。
例文が極端かもしれませんが、下の文章のほうが読みやすいと感じましたよね?
「~~ですが、~~で、~~でして、」などで終わる文末は、一度「。」で区切れないか確認しましょう。
その文章が「。」で終わっても違和感がなければ、「~~で、」を繰り返して一文を長くする必要はありません。
また、「~~です。~~です。~~です。」と同じ文末の言葉が続くのはちょっと退屈です。文末のバリエーションがあると文章が単調になりませんよ。
ほどよく改行する
改行は、想像より7倍は大事です。
X(旧ツイッター)などでもたまに見かけますが、全然改行せずにずら~っと文字が並んでいると画面が黒くなって読みにくくないですか?
スマホで閲覧した際に改行が広すぎるとそれはそれで見にくいので気をつけないといけませんが、改行がほとんどない文章も読みにくさMAXです。
どこで改行すればいいか分からないという場合は「。」で改行するのがオススメです
装飾はパターンを絞る
WordPressは文字やボックスの修飾の種類が多く、いろいろ試していると楽しくなってついカラフルにしてしまいがちです。
学生時代を思い出してほしいのですが、教科書に何色ものマーカーを引いたり線を引いて勉強した気になったことありませんか?
私はまさにこのタイプでした
赤い線や青い線、黄色マーカーにピンクのマーカー、ときには青や緑のマーカーまで使ってそれはそれはカラフルな教科書が出来上がっていました。
テスト前に読み返すと「どこが重要なのか分からない」という危機的状況に陥って大変でした。
ブログも同じで、あまりに装飾を多用すると伝えたいのはどこなのか、結局何を言いたいのか伝わらないということになってしまいます。
文字の装飾は「赤文字」「1色マーカー」「太文字」くらい少ないパターンで、これらを組み合わせて使うのがオススメです。
文字装飾のパターン例
太字
赤文字
赤文字の太字
太字で黄色マーカー
赤太文字で黄色マーカー
箇条書きやWordPress特有の装飾ボックスを使う際も、一つの記事にたくさんの種類を使用せずにデザインを極力絞ったほうが見やすさはアップします。
ボックスの背景色は毎回変えたりするのではなく、1色に統一するだけでもスッキリ見えます。
とくに有料テーマは装飾の種類も豊富です。自分なりのパターンやルールを決めておくとデザインに時間を取られることも減っていきます。
専門用語や難読漢字を使わない
本業では当然のように使っている用語も、いざ社外の人に向けて使ったら伝わらなかったという経験をしたことはありませんか?
ブログを読みにくる人の中にはその用語に精通している人がいるかもしれません。ただ、そういった人がブログを訪れてくれる確率はどの程度でしょうか。
誰にでも分かりやすくて伝わる文章を書けるとそれが武器になりますよ。
読みやすい記事の書き方については「文章力がない初心者でも読みやすいブログ記事を書くコツ15選」にまとめました。
公開前に一晩寝かせる
書き終わった記事はいったん公開せずに、スマホでもパソコンでも読める状態にしておいて翌日にチェックしましょう。
書き終わりは気分が高揚しがちです。思う通りに書けたと思っても、冷静になって読み返してみると意外と誤字や脱字があったり、助詞が正しく使えてなかったりするものです。
段落や文章の前後を入れ替えたほうが読みやすいかもしれない、ということに気づく場合もあります
文章の書き方に迷ったときのオススメの2冊
あまりにも有名でもう読んだよ!という方もいらっしゃるかと思いますが、オススメの2冊を紹介させてください。
世の中にはたくさん文章力や書き方の本がありますが、迷ったときはコレ!と言えるこの2冊をがっつり読み込むことをオススメします。
ブログを書けるようになる基本のコツ7つまとめ
この記事では、ブログを書く基本のコツを7つご紹介しました。
- 3つのNOTを理解しておく
- 最初に結論を書く
- 一文をできるだけコンパクトにする
- ほどよく改行する
- 装飾はパターンを絞る
- 専門用語や四字熟語を使わない
- 公開前に一晩寝かせる
いきなり全部を完璧にするのは難しいかもしれません。
しかし、ブログを始めたばかりでも取り組めるくらいの基本的なコツを集めましたので、1つずつでも取り入れて完読される文章を目指していきましょう!
まだブログを始めてないよ~という方は、WordPressブログの開設方法を以下の記事で画像たっぷりで説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
ではまた!