- ブログの記事タイトルをつけるコツが知りたい
- なんとなくテキトーに決めちゃう
- 読者の目を引くタイトルをつけてみたい
そんな疑問を解決していきます。
実は記事のタイトルはブログにおいて重要な項目のひとつです。
SEOを意識しつつ、「あなたの知りたい情報がここに書いてありますよ」と検索ユーザーにアピールできるからです。
検索上位に表示し、なおかつクリックしてもらうには目を引くタイトルである必要があります。
そのためのコツを深堀りしていきましょう!
ブログの記事タイトルが大切な理由
ブログのクリック率(CTR)が上がるから
記事のタイトルは検索結果に表示される項目です。
ということは、一番に検索ユーザーの目に留まる部分ですよね。
表示された検索結果のなかから、ユーザーはどの記事を読むかをタイトルと説明文(メタディスクリプション)の情報から選別します。
そのため、記事タイトルはその記事がクリックされるかどうかに大きな影響を与えます。
メタディスクリプションについては下記の記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください。
お悩み解決に役立つことを伝えられるから
記事を読んでもらえれば読者のお悩みを解決できる記事かどうかを判断してもらえます。が、読んでもらわないことにはそもそも検索ユーザーにとって有益な記事かどうかをわかってもらうことはできませんよね。
だからこそ記事のタイトルで読者の興味を引き、検索意図に合致していると伝える必要があるのです。
より多くの検索ユーザーに記事をクリックして読んでもらうためにも、魅力的な記事タイトルをつけることが大切になってきます。
ブログ記事タイトルの付け方9選
魅力的な記事タイトルをつける必要があるのはわかったけど、具体的にどうすればいいの…?
そんな疑問が湧いたのではないでしょうか。
ここからはタイトルの付け方のコツをご紹介していきますね。
記事の内容をわかりやすく書く
読み手を特定するワードを入れる
30文字前後に収める
大事な情報は冒頭に入れる
検索キーワードを入れる
具体的な数字を入れる
ベネフィット(利益)を伝える
読者の不安にアプローチする
疑問文「?」を盛り込む
順番に解説しますね。
記事の内容をわかりやすく書く
まずは、記事の内容をわかりやすく書くこと。
SEOキーワードを入れ、記事を要約したタイトルであれば、検索エンジンから評価されやすくなります。
たとえばソロキャンプにおすすめのキャンプ場を紹介したいなら、「ソロキャンプを楽しめる穴場のキャンプ場ランキングTOP10」といったものです。
記事の内容を端的に示すようなタイトルを考えていきましょう!
読み手を特定するワードを入れる
2つめは、読み手を特定するワードを入れることです。
誰に向けた記事なのかが伝わるように、タイトルに入れましょう。
「ライター必見」「初心者」「ブロガー」などターゲットを明確に絞ることでクリックされる可能性がより高まります。
たとえば資格の本を買おうと本屋さんに行ったときを想像してみてください。
「ゼロから始める」「一番やさしい」「次こそ受かる!」など特定の人へ向けた言葉が本のタイトルに入っていますよね。
資格の本は多種多様ありますが、予備知識がないままだと、「ゼロから始める」「一番やさしい」という言葉が入った本に惹かれませんか?
これは、ターゲットを限定することで「自分のための本だ」と感じてもらうためなのです。
30文字前後に収める
3つめは、記事タイトルの文字数を30文字前後に収めることです。
記事のタイトルが長すぎると、検索結果の一覧で「…」と省略されてしまい、読者に読んでもらえません。
スマホでの検索結果とパソコンでの表示は異なり、スマホのほうが10文字前後長めに表示される傾向にあります。
下の画像はスマホでの表示です。
現在はスマホでの閲覧が主流になったとはいえ、やはりパソコンでの検索結果も考慮したいところ。
細かい文字数を気にして時間をかけるよりは、スマホでもパソコンでもすっきり表示される30文字前後を意識してタイトルを付けましょう!
大事な情報は冒頭に入れる
文字数にも関係しますが、4つめのコツは「大事な情報は冒頭に入れる」です。
流し見されやすいネット上の文章でも、冒頭(左側)にある文字は最初に読者の目に入る部分です。
意識して入れたい内容は以下の2つ
最も伝えたい内容や情報
インパクトのあるフレーズ
後半になると「…」で省略される可能性を考えると、伝えたい情報は切れる心配のない頭のほうに入れるべきなのがわかります。
スマホでもパソコンでも、最初の文字が省略されることはないからですね
検索キーワードを入れる
5つめは、検索キーワードを入れること。
記事タイトルの前半にキーワードを入れることで、検索結果にも表示されます。
検索ユーザーが入力した検索キーワードが入っていると「この記事には知りたい情報がありそう」と判断してもらいやすくなります。
たとえばこの記事は「ブログ 記事タイトル 付け方」について知りたい人に向けて書いています。
検索するときは「記事タイトル 付け方」「ブログ 記事タイトル」「記事タイトル 決め方」といった言葉を入力するのではないかな?と想像できます。
そのため、記事の内容とブレのないようにタイトルの前半に「ブログ」「記事タイトル」「付け方」といったキーワードを入れるよう意識しました。
具体的な数字を入れる
6つめは「具体的な数字を入れる」です。
タイトルに具体的な数字を入れることで説得力が生まれたり、読者の印象に残ったりします。
たとえば、
「今日から使えるたくさんのDIYテクニック」
というタイトルの記事があるとします。
「たくさん」は人によって解釈が異なりますし、抽象的な表現です。
「今日から使えるDIYテクニック21選」
このように具体的に数字を入れると、どんなテクニックがあるのか気になってきませんか?
「たくさんのワンちゃん」より「101匹ワンちゃん」
「すぐできる料理」より「3分クッキング」
また、具体的な数字は情報量の多さや読む時間の目安を伝えられるメリットがあります。
ベネフィット(利益)を伝える
7つめは、記事を読むことでどんな利益があるのかを伝えることです。
読者は解決したい疑問や不安があって検索します。
「記事を読むことでその悩みや疑問を解決できますよ」ということを以下のようなフレーズで伝えましょう。
~する方法
~やり方
~の始め方
完全解決
~の対処法〇選
また、以下のような簡単にできることを伝える言葉があると「自分にもできそう」と興味を持ってもらえます。
たった〇分
これだけ
初心者でも簡単
読者の不安にアプローチする
8つめは読者の不安にアプローチするやり方です。
人間は成功するよりも損や失敗をすることのほうが怖いと言われています。
そのため、以下のような文言で読者の「損をしたくない」心理に訴えかけます。
まだ〇〇してるの?
~しないと損!
絶対に知っておくべき〇〇
〇〇は要注意!
疑問文「?」を盛り込む
最後のコツは、読者に問いかけるような疑問文にすることです。
クイズとまではいかずとも、なぜと問いかけられると答えが知りたくなりますよね。
ビジネス書など、書籍ではよく見るパターンです。
なぜあなたは~~なのか?
なぜ〇〇が必要なのか?
もう知ってる?
「答えを知りたい」と思った読者にクリックしてもらえる可能性が高くなります。
ブログ記事タイトルを付ける注意点2つ
ここまでは記事タイトルの付け方のコツ9選を紹介しました。
記事タイトルを決める際の注意点も2つお伝えしておきます。
煽りすぎて記事の内容とかけ離れている
インパクトのある言葉を使うと、それだけ読者を引きつける魅力になります。
しかし、ブログ記事のタイトルはあくまでも記事を読んでもらう「きっかけ」にすぎません。
ニュースサイトでタイトルと内容が全然違うような「釣りタイトル」でいやな気分になったことがありませんか?
読者の興味を引こうとしすぎて誇大表現を多用すると、記事本文とのギャップで信用を失いかねません。
記事のタイトルと内容は必ず一致させるようにしてくださいね。
キーワードを詰め込みすぎない
キーワードを詰め込みすぎて不自然な日本語になっている場合も見受けられます。
私は違和感を持った記事タイトルは意識してクリックしないようにしています
そういう記事は得てして内容もわかりにくい表現になっていることが多々あるからです。
検索キーワードを2回以上入れるのは、意図がない限りやめておきましょう。インパクトはありますが、内容がわかりやすいかどうかを意識するほうが重要です。
記事タイトルの付け方はコピーライティングで学ぶ
記事のタイトルは、短い言葉で読者を引き付ける必要があります。
つまり、必要なのは「コピーライティング」のスキルです。
どうやって勉強すればいいの?と疑問が浮かぶあなたに、おすすめの本を3冊ご紹介します。
どれか1冊でもいいので、実際に読んで実践してみてください
まとめ:ブログ記事タイトルを工夫してアクセスを増やそう
今回はブログの記事タイトルの付け方についてコツと注意点を解説しました。
- 記事の内容をわかりやすく書く
- 読み手を特定するワードを入れる
- 30文字前後に収める
- 大事な情報は冒頭に入れる
- 検索キーワードを入れる
- 具体的な数字を入れる
- ベネフィット(利益)を伝える
- 読者の不安にアプローチする
- 疑問文「?」を盛り込む
- 煽りすぎて記事の内容とかけ離れている
- キーワードを詰め込みすぎない
あなたの記事を読んでもらえるかどうかは「タイトル」にかかっています。
記事の内容と同じくらい手を抜けない項目ですが、毎回9つのコツ全部を盛り込む必要はありません。
記事内容にあわせて読者の目を引くタイトルを付け、アクセスを増やしていきましょう!
ではまた!