完読されるブログ記事を書くための15のステップ【準備+書き方】

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  • せっかく書いたのに、最後まで読んでもらえない…
  • 読みやすくしたいけど、どうすればいいの?
  • いい記事の書き方を知りたい

読まれるブログには、“伝え方の工夫”が必要不可欠です。ただ情報を並べるだけでは、読者の心に届きません。

大切なのは、読者の目線に立って、最後まで読んでもらえる流れをつくること。

この記事では、ブログ初心者の方でもすぐに実践できる「ブログを書く前に準備しておきたいこと」と「読みやすくて完読されるブログの書き方」をまとめてご紹介します。

目次

ブログを書く前に準備しておきたい3つのこと

ブログを書くとき、「とりあえず思いついたことを書いてみよう」と始めてしまうと、読み手に伝わらない記事になりがちです。

アキ

読まれるブログにするためには、書き出す前の“準備”がとても重要です

まずは、ブログを書く前におさえておきたい3つの基本ポイントをご紹介します。

1.誰に、何を伝えるのかを決める

まずは、「このブログは誰に向けたものか」「何を伝えたいのか」を明確にしましょう。

これが定まっていないと、内容があちこちにブレて、読者にとってわかりにくい文章になってしまいます。

  • NG例:「ブログの書き方を紹介します(対象が曖昧)」
  • OK例:「ブログ初心者に向けて、読みやすい記事の書き方を紹介します」

このように、ターゲット(読者)と伝えたいテーマをはっきりさせることで、書くべき内容が自然と見えてきます。

2.タイトルに検索されるキーワードを入れる

ブログを多くの人に読んでもらうには、検索結果に表示されやすくする工夫=SEO対策が欠かせません。

その第一歩が「タイトルに検索キーワードを入れること」です。

たとえば、ブログ初心者が知りたいことは「ブログ 始め方」「記事 書き方」などが代表的。

こうしたキーワードを自然にタイトルに入れておくと、検索からのアクセスが期待できます。

  • NG例:「ブログを始めるためのヒント集」
  • OK例:「初心者向け|ブログの始め方と基本の書き方ガイド」

タイトルはブログの“顔”です。検索されやすさと読みたくなる魅力の両方を意識しましょう。

キーワード選定について詳しくはこちらの記事で解説しています。

3.見出しにも関連キーワードを入れる

見出しは、SEO対策の観点でも、読者にとっての“読みやすさ”という面でも非常に大切な要素です。

見出しに関連キーワードを含めておくことで、検索エンジンに「この記事はこのテーマについて詳しく書かれている」と伝えることができます。

また、読者にとっても、内容がひと目でわかりやすくなり、読み進めやすくなります。

  • NG例:「ステップ1」
  • OK例:「ステップ1:ブログを始める前に決めるべき3つのこと」
アキ

見出しを“目次代わり”と考えて、具体的かつ簡潔に書くのがコツです

完読されるブログ記事の書き方のコツ12選

せっかくブログを書くなら、読者に「最後まで読みたい」と思ってもらえる記事にしたいですよね。
実は、少しの工夫で“完読率”は大きく変わります。

ここでは、初心者でもすぐ実践できる「読みやすいブログ」にするための書き方のコツを12個ご紹介します。

ブログ記事の書き方コツ12選
  • 「3つのNOT」を意識する
  • 読み手を意識した「問いかけ」
  • 最初に結論を書く
  • 見出しで記事の全体像を示す
  • 一文は短く。読点は2つまでが目安
  • 改行で読みやすくする
  • 箇条書きを効果的に使う
  • 装飾は最小限にまとめる
  • 難読語・専門用語は避ける or 補足する
  • 漢字を使いすぎない
  • 書いたら一晩寝かせる
  • 関連記事をリンクしてブログの回遊率UP

順番に解説します。

コツ1:「3つのNOT」を意識する

ブログ読者は基本的に、「読まない・信じない・行動しない」と言われています。

つまり、よほど興味を引かない限りスルーされてしまうのが現実です。この「3つのNOT」を突破するには、冒頭で読者の目を引く工夫が大切です。


たとえば以下のような方法があります。

  • 見出しや冒頭文に「共感」や「疑問」を含める
  • 数字や具体例で説得力を持たせる
  • 自分の体験談を交えて信頼感を生む
アキ

読者の“読む理由”をしっかり用意してあげましょう

コツ2:読み手を意識した「問いかけ」で惹きつける

読者は自分の悩みや疑問を解決したくてブログを読みます。

冒頭に「あなたはこんなことで悩んでいませんか?」という問いかけがあると、「自分のことだ」と関心を引きやすくなります。

【例】
「ブログにアクセスが来ない…と悩んでいませんか?」

こうした一文があるだけで、読者との距離がぐっと縮まります。

最初の問いかけはリード文とも呼ばれます。リード文についてはこちらの記事をどうぞ。

コツ3:最初に結論を書く

人は読み始めてすぐに「この情報は自分に役立つか?」を判断しています。

だからこそ、最初に結論を伝えることが重要です。

最初に結論を書くことをPREP法と言います。

【例】
「ブログの冒頭では結論を伝えることが大切です(結論)」
「なぜなら、読者は最初の数行で読むかどうかを決めるからです(理由)」
「たとえば『ブログは結論から書きましょう』と冒頭にあると、読み進めやすくなります(例)」
「このように、結論から書くことで読者を逃さずに済みます(再主張)」

文章に芯ができ、説得力が増します。

コツ4:見出しで記事の全体像を示す

記事を開いたとき、読者はまず見出しに目を通します。

内容がひと目でわかる見出しをつけておくことで、離脱を防ぎ、読み進めてもらえる確率が上がります。

アキ

コツは「内容が具体的にイメージできる」言葉を使うこと

  • NG例:「コツを紹介」
  • OK例:「ブログ初心者が押さえるべき7つの書き方ルール」

見出しは記事全体のナビゲーターです。丁寧に作りましょう。

コツ5:1文を短く、読みやすく

文章がダラダラと長いと、読者は疲れてしまいます。
特に、「〜ですが、〜で、〜して、〜なので…」と接続詞が続く文章は要注意。

1文はできるだけ短く、読点(、)は1〜2つまでにするのが理想です。

【悪い例】
ブログを書くときは、何を伝えるかを明確にして、構成を考え、読みやすくするための工夫もしておくといいでしょう。

【良い例】
ブログを書くときは、何を伝えるかを明確にしましょう。次に構成を考えます。
さらに、読みやすさの工夫も必要です。

アキ

テンポの良い文章は、それだけで読みやすさがアップします

コツ6: 改行で読みやすくする

スマホでの閲覧が主流となった今、「行間の余白」はとても重要です。

特に改行が少ない文章は、パッと見ただけで「読みにくそう」と感じられがち。読み始める前に離脱される原因にもなります。

1〜3行ごとにこまめに改行して、読みやすい見た目を意識しましょう。

アキ

文章の内容だけでなく、見やすさという視点からも“やさしい文章”を心がけたいですね

コツ7:箇条書きを効果的に使う

情報を並べるときは、だらだらと文章にせず、箇条書きを活用するとスッキリ伝わります。

【例】
ブログ記事の構成に迷ったら、次の流れを意識しましょう。

  • 冒頭で読者の悩みに共感
  • 結論をはじめに提示(PREP法)
  • 本文で理由や根拠を説明
  • 最後にまとめと行動の提案

視覚的にも読みやすく、要点が伝わりやすくなります。

コツ8: 装飾は最小限にまとめる

太字・色・マーカー・ボックスなど、装飾は便利なツールですが、使いすぎは逆効果です。

文章がごちゃごちゃして見えると、どこを読めばいいのか分からなくなります。

アキ

装飾は「ここが大事!」というポイントだけに絞りましょう

強調は1つの見出しにつき1〜2か所程度が目安です。

文字の装飾は「赤文字」「1色マーカー」「太文字」くらい少ないパターンで、これらを組み合わせて使うのがオススメです。

文字装飾のパターン例

太字

赤文字

赤文字の太字

太字で黄色マーカー

赤太文字で黄色マーカー

箇条書きやWordPress特有の装飾ボックスを使う際も、一つの記事にたくさんの種類を使用せずにデザインを極力絞ったほうが見やすさはアップします。

ボックスの背景色は毎回変えたりするのではなく、1色に統一するだけでもスッキリ見えます。

とくに有料テーマは装飾の種類も豊富です。自分なりのパターンやルールを決めておくとデザインに時間を取られることも減っていきます。

当ブログで使用しているSWELLも迷うほどおしゃれな装飾がたくさんあります。詳しくはこちらのレビュー記事をご覧ください。

コツ9: 難読語・専門用語は避ける or 補足する

読者がブログ初心者や一般の方である場合、専門用語をそのまま使うと伝わらない可能性があります。

用語はわかりやすい言葉に置き換えるか、カッコで説明を加えるようにしましょう。

  • NG例:「この作業はマークアップ言語で対応できます」
  • OK例:「この作業はHTML(Webページの土台となるコード)で対応できます」

読者の知識に合わせたやさしい表現を心がけることで、離脱を防げます。

誰にでも分かりやすくて伝わる文章を書けるとそれが武器になりますよ。

読みやすい記事の書き方については「文章力がない初心者でも読みやすいブログ記事を書くコツ15選」にまとめました。

コツ10:漢字を使いすぎない

漢字が多いと文章が硬く、読みづらく感じられます。

「〜して下さい」「〜出来る」などは、ひらがなに直した方が柔らかい印象になります。

【例】

  • 読み易い → 読みやすい
  • 出来る → できる
  • 下さい → ください
アキ

特に初心者向けの記事では、親しみやすさを意識すると◎

コツ11:書いたら一晩寝かせる

執筆後は、すぐに公開せず一晩寝かせるのがおすすめです。

時間をおいて見直すことで、以下のようなミスに気づけるようになります。

  • 誤字脱字
  • 伝わりづらい表現
  • 無駄に長い文章や重複
アキ

段落や文章の前後を入れ替えたほうが読みやすいかもしれない、ということに気づく場合もあります

コツ12:関連記事をリンクしてブログの回遊率UP

読者にとって親切な記事とは、「読み終えたあと、どうすればいいか」がわかる記事です。

記事の最後には「次はこの記事もおすすめです」「このあと〇〇を試してみてください」など、具体的なアクションの提案を入れてておくと、読者が次に何をすればいいのかが明確になります。

【例】

ブログ初心者の方は、まずは1記事書いてみましょう。

記事タイトルの付け方に悩んでいるなら、こちらの記事もチェックしてみてください

「こちらの記事も」のテキストに該当記事をリンクするか、関連記事をすぐ近くに表示しておくと親切です。

また、記事の途中で関連する記事へリンクを張るのもおすすめです。

読者が「今まさに知りたかったこと」へスムーズにアクセスできる導線は、信頼感にもつながります。

「もっと詳しく知りたい方はこちら」などの一言を添えると、自然な流れでリンクをクリックしてもらいやすくなります。

アキ

こうした導線づくりは、ブログの回遊率や読者満足度を高める大事なポイントです

まとめ:完読されるブログは“ちょっとした気づかい”で変わる

この記事では、ブログ記事を書くコツを12個ご紹介しました。

ブログの書き方 12個のコツおさらい
  • 「3つのNOT」を意識する
  • 読み手を意識した「問いかけ」
  • 最初に結論を書く
  • 見出しで記事の全体像を示す
  • 一文は短く。読点は2つまでが目安
  • 改行で読みやすくする
  • 箇条書きを効果的に使う
  • 装飾は最小限にまとめる
  • 難読語・専門用語は避ける or 補足する
  • 漢字を使いすぎない
  • 書いたら一晩寝かせる
  • 関連記事をリンクしてブログの回遊率UP

読みやすくて伝わる文章は、特別なスキルが必要なわけではありません。

少しの工夫と読者への気づかいを積み重ねることで、自然と「最後まで読まれる記事」になっていきます。

ぜひ今回の12個のコツを意識して、あなたのブログにも取り入れてみてください。

まだブログを始めてないよ~という方は、WordPressブログの開設方法を以下の記事で画像たっぷりで説明しているので、ぜひチェックしてみてください。

文章の書き方に迷ったときのオススメの2冊

あまりにも有名でもう読んだよ!という方もいらっしゃるかと思いますが、オススメの2冊を紹介させてください。

世の中にはたくさん文章力や書き方の本がありますが、迷ったときはコレ!と言えるこの2冊をがっつり読み込むことをオススメします。

アキ

ではまた!

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