- ブログの記事タイトルをつけるコツが知りたい
- なんとなくテキトーに決めちゃう
- 読者の目を引くタイトルをつけてみたい
『書いた記事が読まれない…』って悩ましいですよね。
一生懸命書いたブログ記事も、読者の目に触れなければ意味がありません。実は、その原因は記事タイトルにあるかもしれません。
検索結果でクリックされる記事とされない記事の差は、タイトルのつけ方ひとつで大きく変わります。
SEOを意識しつつ、読者の『知りたい!』を刺激するタイトルにすることで、あなたの記事は劇的に読まれるようになります。

私も最初はそれっぽくタイトルをつけていましたが、コツを知ってからは驚くほどクリック率が変わりました!
この記事では、初心者の方でもすぐに実践できるブログ記事タイトルのつけ方9選と、避けるべき注意点を徹底解説します。
最後まで読めば、あなたのブログ記事が読まれるタイトルに生まれ変わるはずです。
ブログの記事タイトルが大切な理由


ブログのクリック率(CTR)が上がるから
「ブログ記事のタイトルは、検索結果でユーザーが最初に目にする「顔」です。
Googleで何かを検索した時、あなたは表示された結果の中から、どの記事をクリックするかを瞬時に判断しますよね? その判断基準のほとんどが、タイトルと説明文(メタディスクリプション)の情報です。
つまり、どんなに素晴らしい内容の記事を書いても、タイトルが魅力的でなければクリックされず、読者の目に触れることすらありません。あなたの記事がクリックされるかどうかは、タイトルにかかっていると言っても過言ではないのです。



タイトルを改善するだけで、検索順位が変わらなくてもクリック率が大幅に上がることもありますよ!
メタディスクリプションはタイトルの補足説明として、クリック率向上に大きく貢献します。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。


読者の『知りたい!』を明確に伝えられるから
せっかく記事を読んでもらえても、『結局何が言いたかったの?』と思われたらもったいないですよね。
タイトルは、記事の内容を端的に伝え、『この記事を読めば、あなたの悩みが解決するよ!』と読者にアピールする役割も担います。
もしタイトルで内容が伝わらなければ、読者は記事をクリックする前に離れてしまいます。
だからこそ、読者の検索意図に合致し、心に響くタイトルをつけることが、多くのユーザーに記事を届け、『お悩み解決』に貢献するための第一歩なのです。
ブログ記事タイトルの付け方9選
『タイトルが大切なのは分かったけど、具体的にどうすればいいの?』 そう思われたのではないでしょうか。
ご安心ください!ここからは、初心者の方でもすぐに実践できるブログ記事タイトルのつけ方9つのコツを、具体的な例を交えながらご紹介していきます。
この型を使えば、あなたの記事も読まれる記事に変わりますよ!
【基本】記事内容が一目でわかるキーワードと要約を含める
誰に読ませたい?ターゲットを明確にする言葉を入れる
スマホでも読める30文字前後に収める工夫
最重要!クリックにつながる情報は冒頭に置く
キーワード選定で検索エンジンに見つけてもらう
具体性が段違い!数字で信頼性と期待感を高める
読者の心を掴むベネフィット(得られる未来)を伝える
読者の不安に寄り添い、解決策を提示する
思わずクリック!疑問文「?」で読者の探求心をくすぐる
順番に解説しますね。
【基本】記事内容が一目でわかるキーワードと要約を含める
最も大切なのは、記事の内容を読者と検索エンジンに明確に伝えることです。
タイトルに主要なキーワードを含め、記事全体を要約したフレーズを盛り込みましょう。これにより、検索エンジンからの評価も高まり、ユーザーも『まさに探していた情報だ!』と一目で理解できます。
- 悪い例: 『キャンプ場紹介』
- 良い例: 『ソロキャンプを楽しめる穴場のキャンプ場ランキングTOP10』
このように、記事の内容を端的に示しつつ、キーワードを入れることで、ユーザーも検索エンジンも『どんな記事か』を瞬時に判断できるようになります。
誰に読ませたい?ターゲットを明確にする言葉を入れる
あなたの記事を『私のための情報だ』と読者に感じてもらうために、ターゲットを明確にする言葉をタイトルに含めましょう。
特定の読者に語りかけることで、クリックされる確率は飛躍的に向上します。
- ライター必見
- 初心者向け
- ブログ運営者
- 忙しい主婦のための
本屋さんで資格の参考書を選ぶ時を思い出してみてください。
『ゼロから始める』『一番やさしい』といった言葉が入っていると、思わず手に取ってしまいますよね。これは、まさにターゲットを限定することで『自分のための情報だ』と感じてもらう心理効果を狙っているのです。
スマホでも読める30文字前後に収める工夫
どんなに魅力的なタイトルでも、途中で途切れてしまっては意味がありません。検索結果でタイトルが『…』と省略されないよう、30文字前後に収めることを意識しましょう。




特に、スマートフォンの検索結果はパソコンよりも表示される文字数が少なく、読者の大半がスマホで検索している現状を考えると、文字数制限は非常に重要です。
スマホでの検索結果とパソコンでの表示は異なり、スマホのほうが10文字前後長めに表示される傾向にあります。
下の画像はスマホでの表示です。







文字数を気にしすぎると時間がかかってしまうので、まずは30文字前後を目安に、スマホでもPCでも綺麗に表示されるように意識してみてくださいね
最重要!クリックにつながる情報は冒頭に置く
タイトルが省略されるリスクを避けるためにも、最も伝えたい核となる情報や、読者の目を引くインパクトのあるフレーズは、タイトルの冒頭(左側)に配置しましょう。
ネット上の文章は流し読みされることが多いため、最初の数文字で『この記事は自分に役立つ』と判断してもらうことが重要です。



スマホでもパソコンでも、タイトルの最初の部分は絶対に省略されません!ここに一番の武器を置いて、読者を惹きつけましょう
後半に重要な情報を置いてしまうと、表示が省略された時に読者に届かなくなる可能性があります。
常に『最初に何を見せるか』を意識してタイトルを考えてみてください。
キーワード選定で検索エンジンに見つけてもらう
検索エンジンにあなたの記事を『見つけてもらう』ためには、適切な検索キーワードをタイトルに含めることが不可欠です。読者が検索窓に入力するであろう言葉を予測し、タイトルの前半に自然な形で盛り込みましょう。
キーワードが入っていることで、検索ユーザーは『この記事には自分の知りたい情報がある!』と判断しやすくなり、クリックにつながります。



この記事も「ブログ」「記事タイトル」「付け方」といったキーワードを意識してタイトルを構成していますよ!
キーワードは、記事の内容と一致していることが大前提です。無理に詰め込みすぎると、不自然なタイトルになり、かえって読者に敬遠されるので注意しましょう。
キーワード選定については以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧くださいね。


具体性が段違い!数字で信頼性と期待感を高める
タイトルに具体的な数字を含めることで、読者の心に強く訴えかけ、記事の説得力と期待感を高めることができます。
『たくさんのDIYテクニック』と『今日から使えるDIYテクニック21選』。
後者の方が『どんなテクニックがあるんだろう?』と興味が湧きませんか?
数字は『情報量』や『読む時間の目安』を伝える効果もあります。
例えば『3分クッキング』のように、具体性は読者に安心感と魅力を与えます。また、奇数を入れる方が、より説得力が増すとも言われています。
具体的な数字で、読者にあなたの記事が提供する価値を明確に伝えましょう。
読者の心を掴むベネフィット(得られる未来)を伝える
読者が記事をクリックするのは、何かしらの悩みや疑問を解決したい、あるいは新しい情報を得たいという目的があるからです。
だからこそ、タイトルで『この記事を読めば、こんな良い未来が待っているよ!』というベネフィット(利益)を明確に伝えましょう。
- 〜する方法 / 〜のやり方
- 〜の始め方 / 〜の対処法〇選
- 【完全解決】〜たった〇分でできる〜
- これだけでOK!〜
- 初心者でも簡単!〜
これらの言葉を使うことで、読者は『自分の知りたいことが書いてある!』と確信し、クリックへのハードルが大きく下がります。
読者の不安に寄り添い、解決策を提示する
人間は、成功することよりも、損をしたり失敗したりすることへの恐怖を強く感じる傾向があります。
この心理を利用し、読者の『不安』や『悩み』に寄り添う形でタイトルにアプローチするのも非常に効果的です。
- まだ〇〇してるの?
- 〜しないと損!
- 絶対に知っておくべき〇〇
- 〇〇は要注意!
このような表現で、読者の心に危機感を抱かせ、『この記事を読んでおけば安心だ』と感じてもらうことで、クリックへと促すことができます。
思わずクリック!疑問文「?」で読者の探求心をくすぐる
最後のコツは、タイトルに疑問文を取り入れることです。
人間は、問いかけられると答えを知りたくなる心理を持っているからです。
ビジネス書や雑誌のタイトルでもよく見かける手法ですが、読者の探求心や好奇心をくすぐることで、思わずクリックしたくなるタイトルになります。
- なぜあなたのブログは読まれないのか?
- ブログ運営に〇〇は本当に必要?
- もう知ってる?最新のSEO対策
読者の心に『なぜ?』『どうして?』という問いを投げかけ、その答えが記事の中にあることを示唆することで、クリック率の向上が期待できます。
ブログ記事タイトルを付ける注意点2つ


ここまでブログ記事タイトルの効果的なつけ方を9つご紹介しました。しかし、どんなに魅力的なタイトルでも、間違ったつけ方をしてしまうと逆効果になることも。
ここでは、絶対に避けるべき2つの注意点をお伝えします。
煽りすぎて記事の内容とかけ離れている
インパクトのある言葉は読者の興味を惹きますが、度を越した『煽り』や『誇張表現』は絶対に避けましょう。
ブログ記事のタイトルは、あくまで記事を読んでもらう『入り口』にすぎません。もしタイトルで過剰な期待を抱かせてしまい、実際の記事内容と大きくかけ離れている場合、読者は『釣りタイトルだ!』と判断し、すぐに離脱してしまいます。



ニュースサイトなどで、タイトルと内容が全然違う『釣りタイトル』に嫌な気分になった経験はありませんか?あれと同じで、読者の信頼を失う一番の原因です
読者の信頼は一度失うと取り戻すのが非常に困難です。
タイトルと記事内容は必ず一致させることを徹底し、読者の期待を裏切らないようにしましょう。
キーワードを詰め込みすぎない
SEOを意識するあまり、タイトルにキーワードを不自然に詰め込みすぎるのもNGです。読者から見て違和感のあるタイトルは、かえってクリックされにくくなります。



不自然なキーワードの羅列は、私も思わず避けてしまいます…。そういう記事は、内容も読みにくいことが多いんですよね
確かにキーワードは重要ですが、それ以上に大切なのは、読者が読んで理解しやすい自然な日本語になっているか、そして記事の内容が伝わるかです。
同じキーワードを複数回使う場合も、自然な流れになるように工夫し、読者の目線に立ってタイトルをつけましょう。
【応用編】さらに読まれるタイトルを作るコピーライティングの視点
これまでご紹介した9つのコツに加え、さらに読者の心を掴むタイトルを生み出すためには、『コピーライティング』のスキルが非常に役立ちます。
短い言葉で最大限に読者を引きつける技術が、まさにコピーライティングなのです。
『どうやって勉強すればいいの?』と疑問に思ったあなたのために、ここでは私が実際に読んでおすすめしたいコピーライティングの良書を3冊ご紹介します。
売れるコピーライティング単語帖 増補改訂版 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2400 [ 神田昌典 ]
『言葉のアイデア集』として活用できる、実践的なフレーズが満載の辞書のような一冊。タイトルだけでなく、記事の導入や見出しにも応用できます。
キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック [ 川上徹也 ]
キャッチコピー作りの基本原則と、読者の心に響くテクニックが77個も紹介されています。事例が多く、初心者でも理解しやすい内容です。
ポチらせる文章術 [ 大橋一慶 ]
読者を行動させるための具体的な文章術を学ぶことができます。タイトルだけでなく、セールスライティング全般に応用できる知識が詰まっています。



どれか1冊でも構いませんので、実際に手に取って読んでみてください。アウトプットすることで、必ずあなたのタイトル作成スキルは向上しますよ!
これらの本から、読者の感情を動かす言葉選びのヒントを得て、あなたのブログ記事のタイトルをさらに魅力的なものにしていきましょう。
まとめ:ブログ記事タイトルを工夫してアクセスを増やそう
今回は、ブログ記事のクリック率(CTR)を劇的に向上させ、読者からのアクセスを増やすための記事タイトルのつけ方について、具体的なコツと注意点を解説しました。
改めて、今回のポイントを振り返りましょう。
- 【基本】記事内容が一目でわかるキーワードと要約を含める
- 誰に読ませたい?ターゲットを明確にする言葉を入れる
- スマホでも読める30文字前後に収める工夫
- 最重要!クリックにつながる情報は冒頭に置く
- キーワード選定で検索エンジンに見つけてもらう
- 具体性が段違い!数字で信頼性と期待感を高める
- 読者の心を掴むベネフィット(得られる未来)を伝える
- 読者の不安に寄り添い、解決策を提示する
- 思わずクリック!疑問文「?」で読者の探求心をくすぐる
- 煽りすぎて記事の内容とかけ離れている(釣りタイトルは厳禁!)
- キーワードを詰め込みすぎない(自然な日本語を意識する)
あなたの記事が読者の目に触れ、クリックされるかどうかは、まさにタイトルにかかっています。
記事本文と同じくらい、タイトルにも力を入れる価値は十分にあります。
もちろん、今回ご紹介した9つのコツを毎回すべて盛り込む必要はありません。一番大切なのは、記事の内容が読者に分かりやすく示され、興味を持ってもらえるかどうかです。
地道な改善が、やがて大きな成果につながります。



ではまた!