- 「英語をやり直したいけど、単語が全然覚えられない……」
- 「忙しくてまとまった勉強時間なんて取れない」
そんな悩みを抱える社会人は多いのではないでしょうか。

でも実は、ちょっとした工夫とコツさえ押さえれば、スキマ時間でも効率よく覚えることができます
この記事では、時間がない社会人でも継続できる「英単語の覚え方」と「勉強のコツ」を、実体験も交えながらわかりやすくご紹介します。
なぜ英単語を覚えられないのか?【3つのよくある原因】


まずは「覚えられない理由」を整理してみましょう。
ありがちな原因は以下の3つです。
- 目標設定が曖昧
- 覚え方が非効率
- 復習のタイミングが悪い
順番に見ていきます。
目標設定が曖昧
「なんとなく英語をやり直そう」では、モチベーションが維持できません。
ゴールが明確でないと、途中で挫折しがちです。
対策
- TOEICで〇〇点(700点、800点)を目指す
- 1ヶ月で単語帳1周を目標にする
- 海外旅行で使える表現をマスターする



こんな感じで具体的な目標を掲げることで、勉強の方向性が見えてきます
覚え方が非効率
学生時代のように、ノートにひたすら書く暗記法は、忙しい社会人には非効率です。
対策
- 音声と一緒に聞く(耳からも覚える)
- アプリや単語カードを使って反復練習
- 例文ごと覚えることで定着力UP



感覚的に頼るより、仕組み化された学習へシフトしましょう
復習のタイミングが悪い
覚えた直後に復習せず、放置してしまうと忘れてしまいます。
対策
- エビングハウスの忘却曲線に沿って復習(1日後→3日後→1週間後→2週間後…)
- アプリの通知で自動リマインド
- 「忘れる前に復習する」を習慣化
ヘルマン・エビングハウスというドイツの心理学者が残した有名な言葉に「人間は忘れる生き物」というものがあります。エビングハウスの忘却曲線というやつですね。



この研究によれば、人間は学習後20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後に は74%忘れ、1週間後には77%忘れてしまいます。
習慣化については以下の記事で詳しく解説しています。


※効率重視の方は正直なところ独学をオススメしないです。
どこの英会話レッスンがいいのか迷う方は、まずは無料体験や無料相談を受けてみてください。自分が今どのレベルにいるのかも、無料の英語診断より詳しくチェックできますよ。
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効率的な英単語の覚え方5つのコツ


本業やプライベートで忙しい社会人でも続けられる効率的な英単語の覚え方について、5つのコツをご紹介します。
- 1日10個の「厳選英単語」を習慣にする
- スキマ時間にアプリで学習する
- 「例文ごと覚える」で実践的に
- 「音読+耳で聞く」のダブルインプット
- 「毎日決まった時間」に固定する
順番に見ていきましょう。
コツ1:1日10個の「厳選英単語」を習慣にする
大量に覚えようとすると挫折しやすくなります。
まずは1日10個に絞ってコツコツ積み重ねましょう。
- 覚えた単語は必ず翌日も復習
- 新出+復習=毎日20単語程度を回す
- 1ヶ月で300語、半年で1,800語が習得可能!
コツ2:スキマ時間にアプリで学習する
通勤・昼休み・寝る前など、スキマ時間は立派な学習タイムです。



無料でできるもの以外に、有料プランやアプリ内課金もありますが、自分のレベルや目的に合わせて活用できます
コツ3:「例文ごと覚える」で実践的に
単語だけでなく、例文と一緒に覚えると「使える英語」が身につきます。
- “appreciate” → “I really appreciate your help.”
- “concern” → “There is growing concern about climate change.”



文章の中で覚えることで、記憶にも定着しやすくなります


コツ4:「音読+耳で聞く」のダブルインプット
音声付きの単語帳やアプリを活用し、自分でも声に出して読み上げるなど視覚と聴覚の両方を使うと、記憶の定着率が格段にアップします。



車や電車などでの通勤中はイヤホンを活用して耳だけ学習もおすすめ
コツ5:毎日決まった時間に固定する
その人の性格にもよりますが、習慣化のコツは「時間と場所を決める」のが手っ取り早いです。
- 朝食後の10分
- 通勤中の電車内
- 就寝前のリラックスタイム
習慣になれば、勉強は頑張るものではなく「自然にやるもの」に変化します。
それでも覚えられないときの工夫
- 「語源」で覚える:語源を知ると応用が利く(例:”transport” → trans(越えて)+ port(運ぶ))
- 「苦手単語リスト」を作る:何度も間違える単語だけをまとめる
- 「言い換え表現」を調べる:同義語・反意語と関連づけて記憶
私たち40代はもう受験のための勉強ではないので、試験があるわけでもなく、覚えるのに期限が迫っているわけでもありません。いっそ読み物感覚で単語帳の隅から隅までじっくり見るのも案外楽しいかもしれません。


単語帳は基本的にページの左側に英単語、その右側に日本語訳が書いてあります。
でもその日本語訳、一つじゃないですよね。いろんな意味が載っていて、その数を覚えるほうが大変じゃない?みたいな気持ちになりますよね。
そこでまずは、一つの単語につき、意味は一つだけ覚えるようにします。赤文字で書いてある部分です。


入試対策などではかなり認知度も高いターゲットシリーズ。アプリを併用すると自分の実力が全国ランキングで分かるなど、ゲーム感覚で取り組めます。
タイピング問題もあるので、実際に書くより手首に負担がありません(‘ω’)



せっかく読むなら娯楽性のあるものや、好きな小説がいいな
そんなあなたには好きな小説の英語版を手に入れることもおすすめです。分からない単語や文法を調べながら読むことで、リーディングスキルを伸ばしていけます。



ハリーポッターや赤毛のアン、星の王子さまなど、自分が知っている話の英語版だと楽しいかも
YouTubeでおなじみのKevin’s English roomの3人が出したこの本、ご存じの方も多いと思います。
単語帳を読み込むだけでは絶対に分からないネイティブの感覚も、あの3人の声で脳内再生できるのでクスっと笑いながら読み進められます。


まとめ:英単語は“毎日10分”の積み重ねが鍵!
忙しい社会人でも、以下のコツを押さえれば、英単語学習は無理なく継続できます。
- 1日10個の「厳選英単語」を習慣にする
- スキマ時間にアプリで学習する
- 「例文ごと覚える」で実践的に
- 「音読+耳で聞く」のダブルインプット
- 毎日決まった時間に固定する
たった1日10分の英単語学習でも、半年後には確実に語彙力が上がります。
今日からあなたも、効率的な学習法で“使える英語”を身につけましょう!



ではまた!